僕は元々メタル小僧で、高校のときはIRON MAIDENとかMETALLICAとかMotley Crueとか、まーいろいろ聴いてました。高校のときはGUNS N’ ROSESが超絶人気でいやー、ハマりましたね。中古CD屋でいろいろ買いまくってました。今は松たか子からブリティッシュロックまで何でも聴くので特定の何かが好きというのはないのですが、やはりCDはあまり買わなくなりましたねえ。今はツタヤで借りてiTunesつっこめばOKですからね。
そんな僕ですが、この「宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-」は即買いでしたね。元々、宇多田ヒカルちゃんは好きなのでちょこちょこ聞いてるんですが、彼女の曲をいろんなアーティストがカヴァーしたコンピレーションアルバム、しかもそうそうたるメンツを見て、これは買うしかねえ！と考えてました。だって、このメンツですよ？
「宇多田ヒカルのうた」 参加アーティスト一覧
- SAKURAドロップス – 井上陽水
- Letters – 椎名林檎
- Automatic – 岡村靖幸
- Movin’ on without you – 浜崎あゆみ
- Flavor Of Life – ハナレグミ
- FINAL DISTANCE – AI
- Be My Last – 吉井和哉
- 光 – LOVE PSYCHEDELICO
- For You – 加藤ミリヤ
- Stay Gold – 大橋トリオ
- time will tell – tofubeats with BONNIE PINK
- Keep Tryin’ – KIRINJI
- Sanctuary – Jimmy Jam & Terry Lewis feat. Peabo Bryson
いやー、すごいな。これ見ただけで聴いてみたくなりました。だってさ、椎名林檎ちゃんとか加藤ミリヤちゃんとかBONNIE PINKちゃんはまあわかる。でもさ、井上陽水がSAKURAドロップス歌うんですぜ？ 岡村ちゃんのAutomaticとかマジ想像つかないし、吉井和哉が入ってるのも想像の斜め上すぎる。
しかしですね、これ聴いてみたらさらなるサプライズが待ってたのですよ。
「宇多田ヒカルのうた」はサプライズ祭りだった！
まあ、普通こういうコンピレーションアルバムって、結局ただ別のアーティストが普通に歌うだけで、まあファンならいいかなってのが多いじゃないですか。でもね、このアルバム違うんです。
まず初っ端です。井上陽水のSAKURAドロップス！ …なんだこりゃあああ！ いきなりラテンな曲調から始まり、そこの井上陽水の声が乗っかる！ 出オチだ！完全なる出オチだ！ …でも、悪くない！ これはただのカヴァーアルバムとは違うと感じながら聴いていくと、どの曲もかなりアレンジが加わってます。なるほど、「13組の音楽家による13の解釈」というのはこういう意味だったのか。
注目は岡村ちゃんのAutomaticですね。もうね、完全に岡村ちゃんの曲になってるんですよ。歌い方も完全に岡村ちゃん。岡村ちゃんの曲だろこれって言っても何の違和感もない。でも、どこまで行ってもやっぱり「宇多田ヒカルのうた」なんですよ。
これだけ個性的な歌い手がいて、それぞれの個性が際立っているのに「宇多田ヒカルのうた」として成立しているこの絶妙なバランス感。いやー、全曲スゲー出来がいいです。一曲聞くごとにサプライズがあり、次の曲はどんなんだろうとワクワクします。アルバム聴きながらこういう風に感じるのはホント久しぶりだなー。
購入はiTunes Storeが安くてオススメ
実は僕はiTunes Storeでダウンロード購入しました。CDと迷ったんですけどね。やっぱりダウンロードだと\2,100で安いので。CDはどこで買っても\3,240なんで、ご購入されるときは送料無料のところがいいと思います。楽天はたまに送料別のところがあるんで、お気をつけください。
⇒宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について- iTunes Store
※このダウンロード版はCDよりも\1,000くらい安いので個人的にはおススメです。
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いやー、しばらくはリピート決定だなこれ。ワクワクしながらCDを買って、聴いていた昔の感覚を思い出すような1枚でした。超オススメです。