ロレックス オイスターパーペチュアルをオーバーホールしてみた:価格・店舗

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ちょうど検索クエリに「ロレックス オーバーホール」というのがあったので、さっそくエントリー追加。こまめな対応が我がブログの真骨頂です(´ー`)
これは嫁のロレックスだ。レディスのオイスターパーペチュアル。20歳のときに成人式祝いで有名な時計専門店エバンスで買ったものとのこと。レディス的なデザインではなく、実用的で飽きが来ないデザインを選んだのはさすが倹約家の嫁というところか…。
ではさっそく、いつもの価格を見てみよう。Refは176200で出してみた。昔のモデルなのでこの型番かわからないのですが、形見る限り、おそらくはこれです。
ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.176200 楽天の価格一覧

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.176200 Amazonの価格一覧

まあ、40~50万といったところのようだ。嫁が買ったときはもう少し安かったとのことなので、やはりロレックスは年々値上がりしているようです。ということは、欲しいと思ったときが買い時だと言えるでしょう。
というわけで、ロレックスを日本ロレックスへオーバーホールに出したときのレビューと価格をご紹介します。

ロレックス メンテナンスの重要性

ロレックスはその多くのモデルが機械式である。ゼンマイを動力とし、あの小さなボディの中に、さらに小さい歯車がひしめきあい、時計を動かしている。なので、歯車が摩耗したり、中のグリスが取れたりしてくると正確な時刻を刻むことができなくなったり、正常に動かなくなってきたりする。クオーツ式と比較すると、メンテナンス性が悪いとも言えますが、やはりコチコチアナログに時を刻む時計の方が「らしさ」があるとも言えますね。
嫁のロレックスは買ってから10年以上ノーメンテだったため、すぐにゼンマイが止まったり、すぐに時間がズレるという症状が出ていました。
一般的には3~5年に一回くらいオーバーホールをして、中の部品をチェックしたり、グリスを塗りなおしたりする必要があると言われています。ここで大事なのが、機械式の腕時計は歯車が非常に複雑にからみあった、超精密機械だということ。メンテナンスする人の技術ひとつで、その性能が左右されてしまうのである。特にロレックスは世界的にもその高いクオリティが評価されている時計なので、下手にいじると時計の寿命そのものを縮めかねない可能があるわけです。

信頼できるロレックスのサービスセンターでオーバーホール

というわけで、今回はロレックス公式のサービスセンターにオーバーホールを依頼しました。もちろん、高い技術を持った修理工場なんかは多数あるとは思うのですが、まあこういうのは安心感が大事だと思うので。場所は東京のロレックスサービスセンター。ここに直接持ち込みました。
いつものように、住所とGoogleマップのリンクを貼っときますネー(´ー`)

日本ロレックス サービスセンター
〒100-8345
東京都 千代田区 丸の内 2-3-2 郵船ビル
Tel 1: 03-5857-2315 (アフターサービス)
Tel 2: 03-3216-5671 (その他)
(月)~(金):9:00am~4:30pm
休日:土曜、日曜、祝祭日

サービスセンターと一般の時計屋でオーバーホール費用はどう違うのか?

結論から言うと、サービスセンターに出した方がお得かと思われます。その差は手数料です。自前で修理工場が構える時計屋だったら、自社でオーバーホールを行うのですが、持っていない時計屋は結局ロレックスのサービスセンターに送ってしまうことが多いらしいのです。一説によると、時計屋からロレックスにオーバーホール依頼をすると、依頼手数料が¥15,000-かかるとのこと。そこに時計屋の利益分の手数料を乗せると、オーバーホール費用+αの金額になってしまうからです。まあ、この辺りは公式で発表されているものではないので、参考情報のひとつとしてご判断いただければ(´ー`)
ちなみに、今回紹介している内容と価格は2014年3月のものですのでご注意を。ちょうど消費税アップ前に駆け込みでやりました。

さっそくサービスセンターにロレックスを持ち込んでみた

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東京駅からちょっと歩いて、サービスセンターに。「ROLEX」とデカデカと書かれているのですぐにわかります。中に入ると写真のように、うーんゴージャス(´ー`)。ラグジュアリー感あふれるところです。とても写真を撮れるような雰囲気じゃなかったので、公式サイトから画像お借りしました。壁掛け時計ももちろんロレックス製。いくらするのかしら…。
整理券を発見して、しばしラグジュアリーな待合場所で待ちます。番号を呼ばれると、用件を聞かれるので「オーバーホールお願いします(´ー`)」と言うと、その場で見積もり出してくれます。ここは裏に工場があってその場で修理やってるみたいなんですね。
さて、いただいた見積もりがこちら。総額¥60,000-。えーと、詳細は忘れましたが、オーバーホール費用となんか部品交換がちょこっとあったかしら。あとで調べて追記しますー。あと、ガラスが欠けていたので交換を提案いただきましたが、嫁に相談して今回はスルー。プラス¥15,000で交換できるとのことです。

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あと、ケースの研磨もこの料金に含まれています。ステンレス製で長年使ってると細かい傷がつきますからね。これはうれしい。研磨するとケースが痩せていく、という話ですが、マメにオーバーホールする人じゃなければ気にしなくていいんじゃないでしょうか。まあ、ここは各人のこだわりなので、気になるようでしたら、受付時に聞いていただければ丁寧に答えてくれると思います。
納期はだいたい1か月弱後でした。まあ、無難なとこでしょう。僕は神奈川に住んでいるので、郵送にて受け取りを希望。価格は¥1,000-。交通費を考えたら、こっちのが安かったのです。今回は現品をサービスセンターに持ち込み、受け取りは郵送にしましたが、見積もり自体も郵送にて可能とのことです。まあ、自腹で郵送する必要がありますが、遠方の方にもうれしいサービスですねこれは。
見積もりを確認し、正式に依頼するとこのような受付カードがもらえます。受け取りのときはこれを見せればOKとのことです。

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並行輸入物でもオーバーホールしてくれるのか?

してくれるようです。僕は特に聞かれませんでしたし、保証書も要りませんでした。保証期間内の対応の場合は、保証書必要だと思いますが。ただ、偽物だとおそらくはやってくれません。逆に言えば、ここでオーバーホールしてくれれば、本物のロレックスであると正式に認められた、と言えます。

オーバーホールしたらどうなった?

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そして一か月後、オーバーホールしたロレックスが戻ってきました。確か、配送業者は確かヤマトだったかな?
そして、こんなケースにロレックスが入ってました。うーん、厳重で安心(´ー`) これで¥1,000なら安いんじゃないかなと思いました。

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オーバーホール後、ケースはピカピカになってました。さすがに買ったときのようなピカピカ感は出てなかったですが、細かい傷なんかはけっこう消えてました。しばらく使ってみたところ、時間の大幅なズレはなくなったそうです。あと体感はできないところですが、長年使ってると防水機能が衰えてくるので、オーバーホールでパッキンか何かを交換するのはすごく大事なところだと思います。

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ロレックスは高級腕時計ですので、やはりオーバーホールにもお金がそれなりにかかります。でも、使い捨てではなく長年愛着を持って使っていくことを考えれば、まあ妥当なんじゃないかと考えてます。メンテナンス性を重視するなら、Gショックとかのがいいですからね。頑丈だし安いしカッコいいし。というわけで、ロレックスのオーバーホールを考えている方に少しでも参考になれば、と。
僕もロレックスをフランスで購入しましたので、時期が来ればここにオーバーホールをお願いしようと考えています(´ー`) その時の内容もまとめてありますので、よろしければご覧ください。
ロレックス デイトジャストをフランス パリで買ってみた:現地価格・ショップ

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